食品の裏側を読んで

わたしは食育に興味があるのですが、そのきっかけとなったのが安倍司さん著書の「食品の裏側」という本です。この本はわたなべ夫婦というyoutuberの方がおすすめしていて、とても興味深かったので購入してみました。

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簡単にいうと「食品添加物」についての本です。

いまや食品のほとんどに使われている「食品添加物」ですが、これらの正体を知っていますか?普段私たちが食べているものは何なのか、自分で知っておきましょう、ということが書かれています。

食品添加物のひとつひとつは国の検査をクリアしているものですが、数種類をいっぺんに食べたときの検査はしていないというのです。今まで食品添加物がたくさん入っている食品を食べてきているので、それが病や不調に直結するわけではないと思うのですが・・・

ただ、30代を迎えて自分や家族の健康の優先順位があがり、今日食べるものが何十年先の体をつくっているんだと思うと、食生活を見直さずにはいられませんでした。

この本のいいところは、食品添加物は絶対ダメ!と全面否定するわけではなく、長期保存ができたり、時短がかなったりするレトルトなどはまさに食品添加物のおかげで、現代にはなくてはないもの。それらの恩恵も受けているということを認識しておきましょうと伝えてくれています。

スーパーにあるから安心だ、ではなく、自分が何を食べているのかちゃんと知ったうえで、自分で商品を選ぶ、それが大事だということを学びました。

これを読んでからは、食品を買うときに必ず裏面の原材料を見るようにし、なるべく食品添加物の少ない商品を選ぶようにしています。

無添加生活に興味がある方の入門的な本として、とてもおすすめです!